高齢者の動作が遅くなる原因の考察                   [Ver1.1 2024/11/25]

 

1. 高齢者になるとなぜ、本人は、早く動作しているつもりなのに

   周りから見ると遅いのか

 

   本人も動作をビデオで撮影し、見ると遅いと認識できる。

  (私が該当、自分で撮影し、自分で確認)

 

   仮説としては、脳の運動動作クロック(脳の認識としての)の低下

 

   脳が動作で認識しているクロックが遅くなっている。

   (本人には遅いという認識はない)

 

2. その原因は

 

   筋肉の筋力は、維持することは比較的容易だが、

   筋速を維持することは困難だと感じている。

   検索すると高齢になると、速筋の割合が減るとの情報があります。

   問題は、遅くなっているのを感じていない点にあると考えています。

 

   筋速の合わせたクロックに脳が順応している可能性があるのではと。

 

3. この症状を改善するには (の案です。これを試してます)。

 

   動きたい速度のイメージをリズムで頭に浮かべて動作する。

   そのテンポで動作できなければ、筋速が落ちている。

 

   そのテンポで動作できるよう、筋速をアップするように

   運動、練習する。

 

   年齢が上がると、その繰り返しで、直ぐに息が上がる。

   ここが問題で、息が上がる前までにその練習をする。

   息が上がる、体が疲れた場合はそこまでとする。

 

   筋力、持久力アップと

   分けて筋速アップ運動練習を行う。

 

   筋速アップ時は、そこに集中し、

   脳の運動クロックを補正する。

 

   補足として、筋速の低下は、股関節の動作

   (一般によく言われる腰を使うと言うこと)を早めることで

   補えると感じています。

 

   夏は、特に猛暑日に運動すると、すぐにバテます。

   これは、脳がブレーキをかけている可能性があり、

   動作も遅くなります。冬は、逆に速く動作していても、

   動作の継続ができます。クロックアップは、

   冬でないとできないと感じてます。

 

4. 最後に

 

   この問題に関して、いろいろと検索してみましたが、

   有効な情報はありませんでした。

   英語の文献までは見ていませんが。

   これは、私が年をとって認識した内容なので、

   若い人には、全く認識がない可能性もあり、

   この視点での研究はあまりされていない可能性もありそうなので。

 

   改善方法は、私が身をもって試した方法で、

   現状では、これ以外は見つかっていないです。

 

   他に良い方法、あるいは、文献があれば、

   連絡していただきたいです。